意外と、というよりかなり簡単だった移行作業
こんにちは。ぬまらぼ@numalaboです。
今回はサーバーとドメインの変更、そしてWordPressの引っ越し作業を行いましたので、エックスサーバーからエックスサーバーへの引っ越し備忘録として記事を書いてみます。
別のブログはエックスサーバー のキャンペーンでドメイン永年無料キャンペーンを行っていたときに取得したもので、元々はそのブログだけの運営でしたが、2020年に当ブログのドメインをお名前.com で取得し、同一サーバー上でマルチドメインという形を取り運営していました。
なんで丸ごと引っ越ししたの?
別のブログはGoogle アドセンスの審査も通過していたのですが、諸事情(超個人的な理由)で一時的に表示しないようにしていました。(プラグインを使用して非表示状態にしていた)
非表示にするくらいでしたのでブログごと消してしまおうかと考えました。だけどせっかくアドセンスの審査が通っているしまた頑張るか、と思っていた矢先、Googleから「サイトが非表示になっていた期間があるので広告表示には再審査が必要です」と言われました。
審査の申請を行ったのですが審査が通らず完全にモチベーションが下がりドメインごと抹消してしまおうと決意しました。
ただ、当ブログは楽しく続けたいと思ったのでどうするか考えました。
・既存のエックスサーバーを解約
・上記に伴い別のブログのドメインも自動で消滅
・お名前.comのドメイン(https://gadgetx3.com/)も解約
・エックスサーバーで新しいサーバーを契約
・エックスサーバーのドメイン永年無料キャンペーンで、新ドメイン(https://numalabo.com/)取得
結果的にサーバー1つ、ドメイン1つという形になりました。
契約・解約作業について
実際に僕が行った手順通りにご説明します。
結果的にはどの順番で行っても問題なかったですが、契約日次第では移行が慌ただしくなりますので注意が必要です。
お名前.comを解約
特に解約手続きというものは存在せず、自動更新がされないとドメインが使用不可になるという仕様でした。僕の場合は1年更新で契約していたので今年の契約月に自動的に消滅します。

ログイン後、「ドメイン」タブの「利用ドメイン一覧」から該当のドメインの「自動更新」から設定が可能です。恐らく最初は自動更新がオンになっているので自動更新をしない設定にすれば更新日移行に自動で消滅します。
エックスサーバーを契約
トップページの「お申し込みはこちら」から新規申し込みが可能です。
すでにXserverアカウントIDを持っている場合は既存のアカウントでログインすればいいので、新しくアカウントを作る必要はありません。ない場合は作りましょう。

サーバーIDは後で変更ができないので気になるようでしたら変更しておきましょう。
僕はそのままで行きました。
またプランはX10で十分で価格も安いのでひとまずこれでよいかと思います。
「WordPressクイックスタート」は今回は利用しなかったので説明は割愛しますが、説明文を見た限り自分で後で設定できる内容なので利用しなくていいかと。
そのままページを進んでいくとすぐに登録が完了します。
「あれ?クレカ情報とか入力してないしあっけないな…」と一瞬不安になりますが、すぐにメールが届きサーバーパネルなどのログイン情報が送られてきます。
10日間無料なのでまずは試せ、ということなんでしょうね。
ドメイン永年無料キャンペーンでドメインを取得したい場合は支払いが完了しないと取得できないので、トップページの「ログイン」>>「Xserverアカウント」からログインし、契約したいサーバーの右端にある3つの点をクリックし、「契約更新・料金支払い」から料金を支払いましょう。

長期契約のほうがお得なので僕は1年契約にしました。(キャンペーンで初期手数料3,000円が無料になるしね)
ドメイン永年無料キャンペーンでドメインを取得する場合は先程のサーバー一覧画面に戻り同じく3つの点から「各種特典のお申し込み」から「ドメイン永年無料キャンペーン」を選択してドメインを取得しましょう。
こちらで決めたドメイン名は変更ができませんので慎重に決めましょう。
まだWordPressの引っ越し作業が完了しないので不要になったサーバーの解約は後ほど行います。
ただ、契約終了日までは利用できるので期間に余裕があるのなら解約を行っても問題ありません。
WordPressの引っ越し作業
これが驚くほど簡単で完璧に引っ越しできました。WordPressプラグインの「All-in-One WP Migration」を利用すれば簡単にできます。
エックスサーバーのサーバーパネルに「WordPress簡単移行」という機能があるのですが、こちらはWordPressの現行バージョンには対応していないので利用できません。
他の方が「All-in-One WP Migration」による引っ越しの手順と注意点をまとめてくださっているのでこちらを参考にしました。
要は「All-in-One WP Migration」で引っ越し元のWordPressからデータをエクスポートして引っ越し先のWordPressにインポートするだけです。
参考元のページにはインポートする際のファイル容量に制限があり、それをこえると設定が複雑との記載があったのですが、僕の場合は1GBまでインポート可能でファイル自体も350MB程度だったので問題はありませんでした。
ちゃんとインポートされているか不安でしたが、完全な状態で引っ越しができました。
ドメインが変わったことによるリンクの変更も不安でしたがこちらも問題ありませんでした。
例えば、当ブログのメニューの「ABOUT」が元々「https://gadgetx3.com/about/」でしたが、こちらも自動的にリンクが「https://numalabo.com/about/」に変更されてました。
記事内のリンクについても同様です。
エックスサーバーの解約
契約時の料金支払いと同様に、トップページの「ログイン」>>「Xserverアカウント」からログインし、解約したいサーバーの右端の3つの点から「契約情報」を選択します。

「解約」という項目があるのでそこから解約手続きを行うだけです。

「利用期限」までは利用できるのでそれまでになにか作業が必要な方は行っておきましょう。
また、ドメイン永年無料キャンペーンを利用してドメインを取得していた場合は紐付いていたサーバーが解約されると自動で消滅されます。
その他注意点
「All-in-One WP Migration」のおかげでWordPressの引っ越しは簡単にできますが、エックスサーバー の設定は引き継がれないので自分で行う必要があります。
といってもあまり設定を変えているところは少ないと思うので僕が変更した箇所だけお伝えします。
・メールアカウントの設定
以前のドメインが消滅する即ちメールアドレスも無くなってしまうので、登録してあるサイトにメールアドレス変更手続きを行いましょう。
・Webフォントの設定
こちらも設定が初期化されますので使用されている方は再設定が必要です。
・SSLのリダイレクト設定
http://〜にアクセスした時に自動的にhttps://〜へリダイレクトする設定です。
SEO対策に置いても重要なのでしっかり再設定しましょう。
以下のサイトで詳しく説明がされてます。
諸悪の根源の別のブログについて
今回の引っ越しのきっかけとなった別のブログですが、運営するわけではないけど完全に抹消してしまうのは今までの苦労が…というもったいない精神で「All-in-One WP Migration」でエクスポートしておきました。
わざわざドメインを別途取得して運営するほどではなかったので、エックスサーバー のサブドメインを利用してついでに引っ越し作業を行いました。
当ブログのURLはhttps://numalabo.com/ですが、サブドメインを利用し、https://job-change.numalabo.com/として生かしてあります。
ブログ名などを変えてそのうち復活できたらな、と思ってます。当然Googleの評価は0になるので最初からのスタートになりますが。
余談ですがエックスサーバー のサブドメインを登録した際にサイトが反映されるまで最大1時間程度かかると記載があったのですが本当に最大の1時間程度かかりました。こういうのって比較的早めに終わることが多かったので珍しいなと思いました。
まとめ
引っ越し作業をやる前は大変そうで躊躇してましたが、実際2時間程度で完了できました。
当ブログはまだ記事数も少なく、Googleの評価も少ない状態でしたので影響はほぼないと思いますので、やるなら早めに行う必要があると決断しました。
ドメインも変わったことで心機一転、頑張っていきますので今後ともぬまらぼ@numalaboを宜しくお願いします!